焼き鳥は多くの酒飲み人に支持される大衆的な食べ物である。新宿や渋谷などの盛り場はもちろん、中央線・京王線・小田急線・田園都市線など郊外のベッドタウンに向かう鉄道沿線の各駅には、下車すると徒歩2分から3分で焼き鳥を供する飲み屋が存在する。焼き鳥は注文する側に多くの選択肢を与える点でフェアな食べ物だと言えるが、本当に美味しいかどうかは食べてみないと分からない。経験から言えば、値段が高いか安いかではなく常連客の多い店が美味しい。
初めての店で焼き鳥を注文するときは、まず砂肝を塩で頼んでみる。砂肝がなければハツかシロでも良い。要は、タレでなく塩で食材そのものの鮮度と良し悪しを判断するのだ。タレの場合はその判断が難しくなる。たまに焼き鳥のメニューが正肉タレ味の1種類だけしかない店があるが、私はその場合はビール一杯だけを飲み何も食べずに退散することにしている。その1種類だけの焼き鳥を注文したことがない訳ではないが、失望することが落ちなので失敗は繰り返さない。
焼き鳥の美味しい店にはいくつかの共通点がある。正肉・シロ・ハツ・カシラ・砂肝・モツ・ネギ間・つくねなどメニューが豊富、タレ・塩など味の選択肢がある、ビール・日本酒・焼酎に複数の銘柄を置いている、常連客が多く込み合っている、店の内装にはあまり金をかけていない、などである。こんな店にめぐり合うとラッキーだと思い、まず生ビールと砂肝の塩を注文し、他の客の注文状況を観察しながら次を考える。
みなさんは、焼き鳥は好きですか。美味しいですよね。以前東京にいたころは、沢山お店があったんですが、数年前に大阪に帰郷してから感じる事は、美味しい焼き鳥屋さんが少ないということです。大好きな焼き鳥をもっと食べたいのですが、中々ありません。お店があったと思って入ると、がっかりして出てくることが非常に多いです。何でしょうか、値段は安い方に、最近は偏っているように思います。もう少し、高くてもいいので、美味しい物を求めます。
最近見つけたお店は、非常に美味しいのですが、いつもいっぱいで入れません。もう一軒見つけたお店は、中々いいのでこっそり通っています。
焼き鳥は居酒屋や焼き鳥屋で飲みながら食べたり、スーパーの店内や店先の屋台で販売しているものを持ち帰って食べたり、盆踊り大会などのイベント会場にある模擬店で買って歩きながら食べるのも良いが、家庭で自前の焼き鳥を楽しむこともオススメだ。用意する焼きの道具は、内径20センチほどのセメント製U字溝とバーべキュー用の金網、それに木炭と炭バサミ、着火用のカセット用バーナーで、いずれもホームセンターなどで安価に購入でき繰り返し使える。おっと、15センチくらいの串も必要だ。
材料は鶏のもも肉と白ネギ、タレは市販の焼肉のタレ、これに味醂と粗塩があれば良い。まず、主役の鶏肉を2センチ角くらいに切り、ネギ2センチほどに切りそろえて、これを串に刺す。肉・ネギ・肉・ネギ・肉の順になるように5切れを串に刺せば、材料の下ごしらえは完了である。
焼き鳥の味付けの仕方は塩とタレが主流である。私はどちらかといえば塩派である。なんこつや鳥皮を食べる時は必ずといっていいほど塩でお願いする。塩の方がさっぱりとしていて、素材の味を邪魔せず、素材の美味しさを味わうことができるからである。焼き鳥を塩で注文することが多いのは、ビールとの相性がとてもよいという理由からでもある。焼き鳥をタレで味付けたものは時々頼むものの、タレの甘さが強すぎて沢山食べることができない。
焼き鳥屋さんの定番メニューといえば、焼き鳥、鳥皮、なんこつであろう。焼き鳥の皮は炭火で焼くと香ばしく、カリッとした食感がたまらない。軟骨はコリコリしていて、塩で食べるととても美味しくてついつい繰り返し何本も注文してしまう一品である。せせりとよばれる部分は鳥の首の部分で、脂身も多く、とてもジューシーな味わいである。砂肝は焼き鳥屋さん意外であまり食べることが無い。そのため、焼き鳥屋さんに行くとついつい注文してしまう。
夏祭り、盆踊り大会、例大祭など地域のイベントには焼き鳥の模擬店が付き物だ。多くは1本100円前後で販売されている。実は、この模擬店の焼き鳥がピンからキリまであることをご存知だろうか。串刺し・タレ付き・調理済みの状態で仕入れ、模擬店では温めて焦げ目を付けるだけというものから、吟味された材料を均等に串に刺し生の段階から焼き専用のタレまたは塩で味付けをする本格的なものまであり、必ずしも売値とリンクしないところが面白い。
私は模擬店を担当する側で何度も焼き鳥を経験した。材料の仕入先も複数ありその時々で変更した。